委員長 高橋 良明 

社会開発委員会 基本方針

 越後妻有地域にはそれぞれの魅力があり、絶景名所である棚田や田園の美しさなどの魅力を維持し次世代へ引き継いでいくためには、今ある魅力の再認識と新たな価値を発見していくことが必要です。美しい自然、貴重な文化や産業など世界に誇れる素晴らしいものが沢山あり、次世代やこれから訪れていただく人々に魅力的な地域であることを知ってもらい、多くの魅力を守り地域の方々と協働で安心できる地域づくりに取組むことが重要です。

当委員会では、越後妻有地域の魅力を再認識していただくために、地域の魅力発信事業を開催します。多くの方々に魅力を知っていただくためには、この地域に住み暮らす人が地域の文化や歴史の魅力に気づくこと、地域に誇りや愛着を持つことが必要であり、他団体や行政と連携を深め互いの能力を掛け合わせることでウィズコロナ時代に即した新たな魅力発信事業を展開していきます。 

次に、有事の際の備えと防災意識の高い地域を目指します。近年大規模豪雨災害に見舞われておりますが、自然が起こす災害の発生を食い止めることができなくても被害を最小限に食い止めることができます。2014年に十日町青年会議所をはじめとする、3団体によって越後妻有防災ネットワーク協議会を立ち上げ、今日まで地域住民に防災・減災の意識が根付くように活動しております。本年度は越後妻有防災プログラムを通じて「自助・互助・共助・公助」の大切さを伝え地域住民、特に子どもたちの災害に対する知識を深め、この事業を通じて強い地域づくりに貢献します。

 これらの活動を通じて、目標に向かって行動し、この地域の良さを伝えることで多くの方々に魅力を感じていただき新たな人の流れを生むことで地域活性化に繋げます。そして人と人が繋がりを持つことで安心して暮らすことができる越後妻有地域の更なる発展に寄与します。

<事業計画>

 1.越後妻有地域の魅力発信事業  

 2.越後妻有防災プログラム2022の開催

 3.越後妻有防災ネットワーク協議会による防災・減災シミュレーションの開催