委員長 星名 大輔

わんぱく相撲特別委員会 基本方針

今日、子ども達は新型コロナウイルス感染症拡大によって人との接触を控え、家の中で過ごさざるを得ない時も増えています。独りで電子機器を使って過ごすこともできますが、それでは体力の低下が避けられず、人と積極的に関わり様々なことを経験しないと心は育まれません。電子機器に依存しすぎないようにすることが心身の成長のために必要です。

十日町青年会議所は、青少年育成を目的に1985年からわんぱく相撲十日町場所を主催してきました。わんぱく相撲は「礼に始まって礼に終わる」といわれるように礼儀作法が重んじられ、相手の立場に立って考えることのできる心を育みます。チームではなく己の体一つで勝負することは、何事にも積極的に挑戦できる心を育みます。時には敗れることもありますが、その時の悔しさは挫けない心を育みます。このような心を育むことを目的に本年度も十日町場所を開催します。新型コロナウイルス感染症拡大予防の取り組みについては、昨年度策定したガイドラインを精査し、ワクチン接種等の環境変化を踏まえた最新の対策を講じます。さらに、直近2年間その実施が叶わなかった相撲教室については、本年度は新たな普及活動も視野に入れて検討します。そして、新潟県大会を8年ぶりにこの地で開催します。相撲連盟様と連携しながら、全国大会につながる晴れ舞台を整え、切磋琢磨してきた県内の子ども達から日頃の練習の成果を発揮してもらい、同じ目標を持つ子ども達の交流の場とします。

人との接触を避ける生活になりがちなコロナ禍だからこそ、わんぱく相撲は、子ども達が身体を動かして心を育むことのできる貴重な機会となり、子ども達の未来を明るいものへと紡いでいきます。

<事業計画>

 1.第37回わんぱく相撲十日町場所の開催

 2.第30回わんぱく相撲新潟県大会十日町場所の開催

 3.第37回わんぱく相撲全国大会引率

 4.第3回わんぱく相撲女子全国大会引率