委員長 飯塚 信広
雪まつり特別委員会 基本方針
世界有数の豪雪地帯であるこの地域で、多くの人に雪を楽しんでいただき地域を盛り上げ、活力を与えることを目的に十日町雪まつりコミュニティひろばを主管してまいりました。近年では新型コロナウイルス感染症拡大の影響により、従来の形から新しい形に変わってきていますが「厳しい冬の暮らしを少しでも明るくしたい」と言う地域住民の思いを途切れさせず、未来へ紡いでいくことが必要です。また、地域住民の思いを共に紡いできた会員も十日町青年会議所では定款により20歳から40歳までという年齢制限で定められ、40歳の年に卒業を迎えなければなりません。志を同じく活動してきた卒業生にこれまでの感謝と敬意を伝える機会が必要です。
まずは「雪を友とし、雪を楽しむ」という先人から受け継いだ思いを形にすべく雪を楽しむ事業を展開します。雪に閉ざされる時期であっても冬の暮らしを少しでも明るくしたいという地域住民の思いを絶やさぬため、十日町青年会議所の会員が先導し、行政や地元企業の方々に協力を仰ぎながら地域の方々の思い出に残るよう構築します。また、関係者の皆様との関わりや会員間の連携から会員個々の資質向上にも繋げていきます。
次に、今年度卒業される会員のために卒業式を開催します。我々が今こうして青年会議所活動を行えるのは、様々な困難を乗り越えてきた先輩諸氏が、その歴史を紡いできていただいたからです。その姿をみてきたからこそ、我々現役会員も活動をしていく中で、様々な困難に身を投じ、乗り越えてくる事ができました。そして本年度も今まで歴史を紡いでくださり、我々を引っ張ってくださった方々が卒業される晴れの舞台には、感謝と敬意の気持ちを込めて、全会員で見送る機会を作ります。
寒い冬だからこそ熱い思いを持って取り組むことで地域の方々の思い出に残り、未来へ繋がります。また会員が様々な経験を積み、多くの人と出会い、共に活動していくことで会員の資質が向上し、会員の成長は地域に良い影響を与え、明るい豊かな社会の実現のための未来を紡いでいきます。
<事業計画>
1.雪を楽しむ事業
2.卒業式の開催